平成22年4月20日、第二回研修会を福岡で開催致しました。
小雨が降る足元の悪い中ではございましたが、30名の方に参加いただく事ができました。
今回は株式会社三菱総合研究所の西松照生氏をお迎えし、テーマの「指定管理者制度とは」に
ついてご講演いただきました。
【株式会社三菱総合研究所 西松氏の講演の様子】
講演内容は
1.指定管理者制度導入の背景と経緯
2.指定管理者制度の概要と管理委託制度との違い
3.「指定」の法的性格と議会決議の必要性
4.事業計画・報告と適正利益の考え方
5.モニタリング(監査)と評価
6.専門職を必要とする指定管理業務
7.施設での営業行為の制限
8.自治体のあるべき姿
9.指定管理者のあるべき姿
10.先進的な取り組みを行っている自治体の事例
と、大変内容の濃いもので参加された方は熱心に受講されていました。
1時間の講演の中で、これだけの内容を噛み砕いてお話しいただける機会は早々ありません、
参加された方々にもご満足いただけたと思います。
今回は、事務局としてもゆっくりお話しを聞くことができましたので、指定管理者制度の
基本を改めて学ぶことができ大変勉強になりました。
また、第三部では参加された皆さまのアンケートに基づき、情報交換会を開催致しました。
【情報交換会の様子】
やはり皆さま「利益について」の部分で悩みを持たれている方が多かったのですが、その分、施設運営では
各団体それぞれ工夫もされている様子で、その辺の情報を交換できたというのは大きな収穫ではないかと
思います。
協議会では、皆さまに指定管理者制度を広く知ってもらう為にも、地方での研修会を今後も開催していきたい
と考えております。
今後もホームページで随時ご案内をして参りますので、多数のご参加をお待ちいたしております。