平成23年5月19日、高松にて第二回研修会が開催されました。
今回は、四国で初めての開催となりました。
会場は協会会員の穴吹エンタープライズ様が運営する「アルファあなぶきホール」。
JR高松駅から高松城址の公園を挟んだ位置にあり、真っ青な高松港を目の前に
しています。
当日は地元・四国をはじめ、沖縄、東京、名古屋などから25名の方々が参加されました。
まず事務局より、改めて「一般社団法人指定管理者協会」となったご報告と、
協会ホームページの内容充実に向けての更新状況などをご説明させていただきました。

【事務局よりご挨拶】
【新しいロゴ】
次に第一部の講演に移りました。
「実務者のための指定管理者制度とは・・・」というテーマで、三菱総合研究所の
西松主任研究員より、講演頂きました。
【三菱総合研究所・西松氏】
【講演の様子】
参加者の皆さまからは、
「指定管理者制度の本来の目的を再認識できた」
「制度の導入の背景と経緯が良くわかった」
「制度の考えと地方自治体の意識の差が理解できた」
などの感想をいただきました。
参加者の皆さまにとっては毎日の実務に追われる中、一度立ち止まって再認識する
よい機会となったようです。
休憩を挟んで、第二部は「情報交換会」が開催されました。
【情報交換会の様子】
参加者全員から、一言ずつご意見を頂く形で情報交換を行いました。
「二期目の公募を控えての人件費の考え方」
「光熱水費の変動に対する自治体のとの協議の考え方」
「備品の所有権に関する考え方」
「目的外使用の考え方」
「コンソーシアムでの経理処理の課題」
「公会計と民間会計の違いによる課題」
この他にも、普段感じている課題や問題点など、多くのご意見を頂きました。
改めて、皆さまの日々の業務におけるご苦労を感じるとともに、いくつかのご意見は
今後、協会が課題とすべきものとして認識しました。

【意見交換の様子】
情報交換会は当初の時間を大幅に超え、大いに盛り上がりました。
そのため、最後の方々はグループでの発言となってしまい、大変失礼いたしました。
もっと皆様のご意見を頂戴できるよう、今後のタイムスケジュール作成の参考とさせて
いただきます。
最後に、研修会全体に対して、
「もっと具体的な事例を期待する」
「課題に対して討議する時間が少ない」
「もっと自治体への働きかけを協会に期待したい」
などの貴重なご意見も頂きました。
今後の研修会やセミナー開催、協会運営に反映していきたいと思います。
ともあれ、盛会のうちに研修会を終わることができました。
講師の三菱総合研究所・西松様をはじめ、今回ご協力いただきました各団体の皆様、
ありがとうございました。
今後も協会では、接遇研修(クレーム対応)や危機管理研修なども予定しております。