先日3月7日(月)に、指定管理者として社会教育施設を中心に
公の施設運営を行なっている団体の施設長の研修に講師として
参加してまいりました。
今回の研修会は施設長と本部の営業側の方々の合同研修会で、
・指定管理者制度のおさらい
・民間から見た制度運用上の課題
・社会教育施設への制度導入、問題点と論点
・選定に備えて
・まとめ
と言う内容でお話させていただきました。
まず制度導入から10年が経過した現在、
改めて制度の狙いや運用上の課題などについて、
これまでの協会でも論議された内容等を一般論として
整理してお話させていただきました。
また、社会教育施設における指定管理者制度の現状把握としては、
制度導入の問題点やそれらを認識した上での慎重論などに関しても
改めて認識することで、新たな課題を確認する機会となりました。
加えて、「選定に備えて」という部分では、現在の運営を一旦おいて
そもそも施設が作られた当時の設置目的と現在の社会環境との差異、
もともとの施設のビジョンと今求められることなど、
必ずしも全く一緒ではないことやそれらを具現化するために、
指定管理者には新たなミッションが求められているということなど、
一般論として、お話しをさせていただきました。
指定管理者として施設を運営する団体は、同じ事業を展開する団体や
施設職員との意見交換などを実践する機会がありません。
このような講師派遣では、専ら一般論をお話しすることになりますが、
新たな気づきを得る一つの機会になったと思います。
私ども指定管理者協会では、このような講師派遣も対応しております。
是非、ご活用ください。