活動報告Report
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神奈川県川崎市「平成30年度 指定管理者制度実務研修会」への講師派遣

1月28日(月)神奈川県川崎市にて、指定管理者制度に関する市職員を対象にした研修会「平成30年度 指定管理者制度実務研修会」の一部として講演を実施してきました。

テーマは“指定管理者とのコミュニケーションや連携の重要性等について”とし、指定管理業務を発注、管理監督する地方自治体と、受注、管理運営する民間事業者との関係性について、良好な施設の管理運営業務を行うためにそれぞれがどのような役割で、どのように進めていくべきかを民間事業者の視点で事例を踏まえてお話させていただきました。

最初に指定管理者協会の活動内容や、過去10年間、毎年取りまとめている「提言」についてご紹介し、次に施設所管課と指定管理者の立ち位置や公会計と民間会計の違いを解説しました。

その上で、「業務内容(指定管理者募集要項、仕様書等)と実運用に差異が生じた時」「新しいアイデアを実現する時」「管理監督(モニタリング/評価/監査と報告・連絡・相談)」などについて、具体的な事例を踏まえてお話しました。

今回の研修会での登壇にあたっては、複数の協会会員企業の協力を得て、様々な事例や運用実体などについて情報提供して頂き、資料を作成することが出来ました。

特に事例紹介については好事例だけではなく、施設の管理運営にはどうしても発生してしまう様々なトラブルやアクシデント、また災害対応や避難所運営など、実際に発生した東日本大震災や熊本地震の実体験を踏まえた実例を紹介しました。

指定管理者協会では、公の施設の運営に係わる民間事業者の立場から有効な官民協働の事業を実現するために、様々な形で協力を考えております。

自治体様においても、必要があるならば、是非、ご活用ください。

研修会の様子

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